コナミアミューズメントサウンズ '93夏

キングレコード 1993年8月21日発売
CD/VDR-1165 3008円

DISC1
 ガイアポリス・オリジナルバージョン全36曲
 ガイアポリス・アレンジバージョン2曲

DISC2
 リーサルエンフォーサーズ・オリジナルバージョン全22曲
 リーサルエンフォーサーズ・アレンジバージョン3曲
 ミスティックウォーリアーズ・オリジナルバージョン全24曲


 ゲーム音楽を語る上で絶対外せないメーカーの1つがコナミです。そんな中から、今回は93年の同じ時期に出たゲーム3本の音楽を収録したこの作品を紹介します。

 まずはガイアポリス。ゲームは縦画面の上から見たアクションロールプレイングゲームで、パスワードにより前にやめた場所からゲームが始められる方式を採用しました。普通に始めからクリアまでやると1時間以上かかる、当時としては壮大なストーリー展開で、パスワード方式も納得な感じです。

 当時は、ロールプレイングといえば音楽はクラシック調、という風潮がありまして、ガイアポリスもそれに準じています。ただクラシックばかりではなく、民族音楽、現代音楽などとさまざまな楽曲を取りそろえており、その場の雰囲気作りに大きく貢献しています。また、ゲームが長い分曲数も多く、全ステージと大半のイベントで曲を変えており、最初から最後までガイアポリスワールドを堪能できます。エンディングは感動させて頂きました。
 そしてこのゲームの作曲のメインにいるのが、コナミ音楽を語る上でも外すことのできない「プロフェット深見」氏です。製作に3年かけただけの充実した楽曲を提供してくれました。ちなみにアレンジも深見氏がやっているのですが、全然違うアプローチでアレンジしており、どこがガイアポリスなんだ!というぐらい別な曲になっております。深見氏は「こういうのが好き」とライナーノーツにコメントなさっています。

 リーサルエンフォーサーズは、近年のセンサー式ガンシューティングゲームのはしりとなったゲームです。実写取り込みのキャラクターを使っていたのも印象的で、一時期はこんなガンシューティングが数多く見られました。

 音楽はノリを重視してか、メロディなしのリズム+コードがメインで、リズムパターンやテンポが変わっていくというパターンを用いて曲に変化をつけております。
 このゲームの作曲者もコナミといえば、の「フンイキ福井」氏。この頃のいわゆるコナミノリの曲を作っている、コナミサウンド歴史に名を残す人です。
 アレンジバージョンはガイアポリスと違い、かなり原曲に近いテイストです。

 今回私のいちおしなのが、このミスティックウォーリアーズ。ゲームはアメリカンテイストな忍者が悪の組織を倒す横アクションもの。人間味あふれるストーリー展開が泣かせます・・

 音楽はズバリ「和風テクノハウス」!尺八がフィ〜ン、笙がウィ〜ン、三味線がベンベンベンとなるなか、テクノなバスドラムがずんずん、ハイハットがチキチキとテンポを刻むという異質な組み合わせがめちゃくちゃ気持よく、これは当時病みつきになりました。
 作曲のメインはその名もズバリ「テクノウチ」氏。この人が関わったゲームにテクノなサウンドはつきものです。

用語集

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《Konami Amusement Sounds'93 summer》1993 King records/Konami ALL RIGHTS RESERVED