ヌーヴェルヴァーグ(G.S.M.TAITO7)

ポニーキャニオン 1992年5月21日発売
CD/PCCB-00086 3200円

DISC1 アレンジバージョン
 ギャラクティックストーム 2曲
 ウォーリアーブレード 2曲

DISC2 オリジナルバージョン
 ギャラクティックストーム(virtual audio Mix) 全10曲
 ウォーリアーブレード 全15曲
 ギャラクティックストーム(normal Mix) 4曲


 2回続けてタイトー作品を紹介します。このアルバムは、ギャラクティックストームとウォーリアーブレ−ドの、2作品のみの収録です。

 ギャラクティックストームはコックピット型の筐体で、ほぼ決められたルートを進む3Dシューティングゲームですが、自機の当たり判定が分かりづらく、ダメージを受けても何に当たったのかさえ理解できない事が多く、運の要素の強いゲーム、つまり結構どうしようもないゲームなんですが・・

 コインを入れてスタートを押した瞬間「こんな音がゲームから出る時代になったのかー!」
 最初にこのゲームをやった時の衝撃は今でも忘れられません。これはFM音源・PCM音源に続く第3のゲーム音楽革命と言っても過言ではありません。
 それもそのはず、音源はシンセサイザーメーカー、エンソニックの現役で使われていたシンセサイザー音源をそのまま基板に搭載していたのです。当時はまだFM+PCM音源が主流だっただけに、その音質の差は歴然としていて、しかもコックピット筐体だけに音場環境も抜群で、感動もひとしおでした。
 そこに、OGRこと小倉久佳の作曲ときたら間違いありません。ライナーノーツで「自分の中で制約をつけてしまいがちなゲーム音楽の世界からフッと自由になった気がした」と述べており、ギャラクティックストームの音楽は、まさに小倉さんの求めていたものがそこに表現されているのです。
 このゲームの後、タイトーはF3システムにこの音源を採用、その後メインに使用していく事になります。

 ウォーリアーブレードは、2画面を横につなぎ目なくつないだ横長画面で展開される、ファンタジーアクションものです。

 音源は当時タイトーの主流のFM+PCMで、音楽はアーケードゲームにしては珍しく、非常に静かな曲調のものが多く、ゲームのその場の雰囲気作りにひと役かっている程度に、あまり出しゃばらないものです。あと曲中に汽笛や声、列車の走行音など効果音が多いのも特徴の1つです。あくまでもゲームを盛り上げるための徹底した曲作りと言えるでしょう。
 誰が作ったのかと思えばメインはMar.氏。やはりこの人の作る曲はひと味もふた味も違います。

 ところでこのアルバムのギャラクティックストームは、音が3Dに聞こえるというバーチャルオーディオで収録されております。そこで違いを比べてみるべく、バーチャルオーディオの効果を施していないものが、最後に4曲入っています。どちらがお好み?

用語集

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《Nouvelle Vague》1992 Pony Canyon/Taito ALL RIGHTS RESERVED