ロッドランド

ポニーキャニオン 1990年5月21日発売
CD/PCCB-00028 1500円

1.交響詩「こどもの国」(アレンジ)
2.デモ〜コイン
3.一話 オープニング1
4.一話 オープニング2
5.森のシーン「森に朝がやってきた」
6.一話 第一曲「陽気に歌おう」
7.一話 途中演出1
8.一話 第二曲「鳥たちの二重奏」
他オリジナル16曲


 ジャレコのゲームは、もともとアルバム化されたゲームは少ないのですが、実は奏でる音の良さには定評があるのです。その中から今回は「ロッドランド」を紹介します。

 ゲームは固定画面のアクションゲームで、画面内の敵を全て倒すと1面クリア。可愛らしいキャラを使ってファンタジー風に仕上げております。舞台は森とピラミッドで、森はのどかで心地よいもの、ピラミッドはエジプト特有の音階や勇壮な音楽を使って演出しています。

 この時期のゲームサウンドは、だいたいFM音源+PCMで奏でていました。そしてそのデータの作り方もあるのでしょう、曲中でテンポの変化のあるものは、ほとんど見かけませんでした。これがどういうことかというと、曲のテンポなどあって無きが如しのクラシック音楽調のものが、ほとんどなかったということです。

 しかし、クラシック音楽の良さに「なんでも音楽で表現する」というのがあります。これはある意味「音楽でその場の景色を演出する」という使命をもったゲーム音楽にはうってつけです。ただ、それを表現するには、莫大な手間とセンスがいるのです。そこでロッドランドは、クラシックの楽器音をたくさん使って雰囲気を出しつつ、あえてテンポは固定と割り切ってしまうことで、ゲームでクラシック調の音楽を実現させた、意欲的な作品です。

 当時のサウンドのハードに合わせ、うまくアレンジを施した上で、聞かせる音楽を作り上げたロッドランドのサウンドは、やはり作曲者のセンスのなせる技に違いありません。作曲者は、ジャレコサウンドの一時代を築いた「多和田 吏」さん。この方の作品はまた紹介したいですね。

用語集

01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12

13
14

《Rodland》1990 Pony Canyon/Jaleco ALL RIGHTS RESERVED