ザ・スキーム/古代祐三

アルファレコード 1988年10月25日発売
CD/25A2-8 2627円 カセット/20A4-8 2070円

復刻版 サイトロンディスク 2002年8月21日発売
CD/SCDC-00199 2940円


1.INTO THE LAIR
2.DEATH WORLD
3.I'LL SAVE YOU ALL MY JUSTICE
4.COWARD!

5.HA! HA!
6.PERPETUAL DARK!
7.SHOUT DOWN
8.THOUSAND EYES

他オリジナル8曲+未使用2曲+アレンジ5曲
復刻版/他オリジナル20曲+未使用3曲+アレンジ3曲

 古代祐三氏は、昔ファルコムにいた頃にイース、イースII、ソーサリアンの作曲を手がけた人で、当時のPC88シリーズに搭載されていた、音源ボード1のYM-2203で出しているとは思えないほどいい音、いい音楽を提供してきた人です。当時パソコンをやってた人ならなじみ深いと思います。
 その後独立して作ったものがスキームの音楽です。ちなみにゲームは横アクションで、なかなかデキはよかった覚えがあります。

 この頃にはPC88に新しい音源ボード2、YM-2608が発売され、いくつかのゲームがそのボードに対応したものが出ましたが、中でもこのスキームは「さすが古代氏!」と言える超絶な使い方で、豪華な音を出しております。
 さらに、昔から古代氏はPSGならPSG、FM音源ならFM音源にのせて一番乗りやすい曲作りをしていまして、イースならFM3音+PSG3音で思いっきり感動させてもらったもんですが、FM6音+PSG3音+PCM1音+リズム1音のスキームでも例外はありませんでした。むしろ輪をかけて研ぎすまされてます。

 また、イースをX1などのPSG音源の機種に移植する時に、PSGだと合わない音楽は全く違う曲を作ってしまうほど、曲と音源の相関関係を大切にする古代氏ですが、スキームはもっと凄いです。ボード1用とボード2用で全く違う曲になっているんです。
 ボード2用は、同時発音の多さと強みのリズムセクションを重点的に、ボード1用は、イースなどと同様のメロディ主体の曲です。もちろんどちらも言うことなしのデキ。

 ただ、当時発売のアルバムでは、ボード2用の音楽しか収録されていませんでした。それを踏まえてか、復刻版ではめでたくボード1用の曲が収録されました。さらにアレンジバージョンが一新されております。

 しかし復刻版にも、ボード1用のゲームオーバーとエンディングの曲が抜けていました。これは完全版を期待していただけに、拍子抜けしてしまいました。もう少し検証して欲しかったですね。まあ、ボード1の曲が収録されただけでもありがたいと思うべきかな!?

 ちなみに、上のジャケットが復刻版、右にあるのが原版です。

用語集

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《The Scheme/Yuzo Kosiro》1988,2002 Alfa Records/Scitrondisk/Bostec ALL RIGHTS RESERVED