バルキューブ  (1996 Metro) 

機種:『アーケードゲーム』
操作方法:
左右/左右移動 上下/使用しません ボタン/スピードアップ

 「逆転の発想」という言葉を耳にすることがあると思います。ゆき詰まったら、逆から物事を考えれてみれば、あっというひらめきが生まれるという事なんですが、このバルキューブも逆転の発想から生まれたに違いないゲームです。

 はたから見ると、四角い物体(以下バル)がブロックをこわして先に進む、ブロックくずしゲームに見えるんですが、決定的に違うのは「バル、つまりブロックくずしでいうボールのほうを操作する」点にあります。これは今までありそうでなかった、コロンブスの卵的発想で、感心してしまいます。

 じゃあ、本来操作する、ボールを受けとめるパドルの代わりはといえば、最下段にある逆三角形の物体がそうです。バルがそれにさわるとそこに穴があきます。次に同じ所にバルが行くと、そこは穴なので落ちてしまい、1ミス。違う場所に行けばその場所に穴があき、さっき穴があいた所はふさがります。つまり、1回前に行った場所にさえ行かなければ、絶対に落ちないシステムになっているんです。

 「そんなゲーム、終わらない」と思ったアナタ!それは大きな間違いです。プレイしてみれば分かるんですが、これが落ちるんですよ。人間には同じ場所に向かって進むという習性がある!?

 最下段にさわる度に、ブロックが1段ずつ落ちてくるので、とにかく上にあがって、ブロックをたくさん消していくという攻略となります。これは昔の、ブロックくずしのテクニックと一緒。落ちてくるブロックはパターンで、右にマップ表示されていますが、2P同時プレイはマップが表示されず(上の画面参照)必然的に1Pプレイより難易度が上がるというトラップ?が。

 ちなみにバルキューブには、PCM音源主体のものとFM音源+PCMの、音源の違う2バージョンを確認しております。音楽はいっしょなんですが、PCM版はやわらかめの音、FM版は音源性能の関係で少し硬めの音になっているので、手元にある方は、確認してみては!?

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