シューズ (1990 Atarigames)

機種:『アーケードゲーム』
コントローラー:トラックボール・ボタン
操作方法:
上下方向/ふりかぶり・投げる強さ調整 左右方向/投げる位置・投げる方向調整 ボタン/投げる位置決定

 単純なゲームほど面白いといいますが、それを地でいくゲームがアタリから出ました。

 おおもとのゲーム内容はいわゆる「蹄鉄投げ」で、輪投げの要領で蹄鉄を投げて、先にある棒に引っかかれば5点、棒の周りの一定範囲に入れば1点計算で、10回投げて得点の多い方が勝ちというものです。輪と違って蹄鉄はU字形をしてるんで、うまく投げないと棒にからまないのがミソです。

 で、それをゲームでどう表現するか。微妙な強さ・方向の調整が出来るトラックボールを使用してきました。

 左の画面から、(1)左右の位置を調整して、投げる場所を決定。(2)トラックボールを後ろに回して、右下にあるゲージを見ながらふりかぶり調整。(3)トラックボールを前方向に回して投げる!その時回した早さで投げる強さ、回した方向で投げる方向が決まる。(4)棒付近の画面になり、どこに蹄鉄が行ったかを表示。点数計算。

 このトラックボール操作感覚が気持ちいいんです。そして蹄鉄がうまく棒にからんだ時の「カランカラン」という音で「よしゃ!」とついガッツポーズしてしまい、のめりこみ度満点!細かな配慮がうまくゲームを引き立てています。

 細かな配慮とともに、アタリならではの細かな演出も見逃せません。ラウンドの始めには、どこからともなくビキニのラウンドガールが登場しますし、ゲーム中にしょっちゅうウサギやらニワトリやらがフィールドを横切るし、向こうのほうではコンバインが走るしオヤジはこけるし、徹底した雰囲気作りが笑いをさそいます。もちろん、ゲームには何ら影響しません。

 しかしおしいことに、当時でも日本国内ではごく少数しか出回らなかったため、現在ゲーセンでこのゲームを遊ぶのは、ほぼ不可能でしょう。もし万が一見つけたら、教えてほしいです。

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