タイムスキャナー (1986 Sega)

機種:『アーケードゲーム』
コントローラー:タイムスキャナー専用特殊
操作方法:
左右サイドについているボタン/フリッパー操作・ボールの打ち出し
コントローラー本体の上・左右への動作/ピンボール台自体を動かす

 体感ゲームで次々とヒットを飛ばしていた頃のセガ。そんな中でもビデオゲームはコンスタントに出していて、なかなかの作品が揃っています。今回はそんな中から選びました。

 この「タイムスキャナー」ですが、内容は縦に2画面分の広さを持つ、ピンボールシミュレーションです。それに、ビデオゲームらしく面クリアなどのフューチャーを取り入れて、全4面仕立てとなっています。これが、えてして単調になりがちなゲーム展開にメリハリをつけています。

 しかしここまでではないんです。下の写真と操作の方法を見て下さい。これがタイムスキャナーのコンパネで、ボタンは左サイド・右サイドに1つずつ。

 はて?「ゆらし」とは何ぞ?と思うことでしょう。ピンボールでは、ボールのラインを変えるのに台自体をゆらす、というテクニックがあるのですが、それをビデオゲームで表現するには・・
 なんとタイムスキャナーでは、このコンパネが微妙に左右と上に「動く」んです!コンパネごと動かせるようにした事で、本物のピンボールの感覚に近付けたこの発想には、おみそれしました。実際、操作感覚はビデオピンボールゲーム1です。

 まあ昔に出たゲームだけに、今出ているピンボールに比べたら役物が古かったり、スコアを出そうと思ったら、1つの面でねばり続けるのが1番良かったりして、多少の練りこみ不足は否めませんが、今やってもこの独特な操作感覚だけでも、楽しむ事が出来る作品です。しかし、これも今では、基板は残っているんですがコンパネが絶滅状態なんで、ゲーセンでは見られないでしょう。

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