家庭用としては何年ぶりだ?と考えるくらいに久しぶりにPS4で発売になった、電車でGO!最新作です。この元となっているのが、3年ほど前にゲームセンターで稼働を始めたやつです。早速買ってきました。
思えば初代電車でGO!をゲームセンターで始め、ハマりまくってたのが1997年から。23年も前になります。PS1の基板で動いていたため画面はそれなりだったのですが、ゲームとして電車の運転をうまくアレンジしていて、その後に出た2や3、家庭用のプロフェッショナルなどにつながっていったのです。
ゲームは画面だけでは語れません。しかし、リアルに越したことはありません。なんということでしょう。PS4で出た今作は全てがリアル。
結果表示もご覧の通り、写真かと思うほどの出来ばえです。
ゲームシステム自体は今までとほぼいっしょ。過去作は運転の正確さやミスに応じてタイムが減っていく方式でしたが、簡単に言えばそれがゲージに変わっただけです。ただ指差確認やライトの調節など、やることが増えています。速度制限といった今まであったシステムも継承されていて、ゲーム中は結構忙しいです。当たり前ですが、E235系やE233系などの最新車種も登場。新しいことはいいことだ。
そして、過去作では駅間距離が短縮されていたのが、ほぼリアルな距離になっています。山手線1周が現実とほぼ同じ時間かかってしまうので、ミッションという形で数駅間に区切り、一部区間を走るというシステムにすることでプレイ時間を調節しているようです。まだ1日遊んだだけですが、2〜5駅くらいのミッションをこなしていくことで、テンポよくゲームが進められている感じです。
使える車種もプレイに従って増えていくようです。プレイ感覚は「車種が違うだけでここまで変わるか」と実感できるくらい、加減速・ブレーキ感が変わります。また、乗車率や天候でも変わるため、同じやり方が全く通用しません。本物の運転手はすごいな、と感心しながら遊べます。ただ、そこまで現実的に操作しなくても、それなりに点数がでるので、気軽に遊ぶのもよし、徹底的にリアルな運転を目指すのもよし。あなたはどっち?
最後にPS1電車でGO!、PS2プロフェッショナル2、今作と、同じ場所(渋谷駅のやや南付近)を並べてみました。なかったものがあったり、あったものがなかったり。ハード性能の関係で背景が描ききれてないのもありますが、現実的な変化もあるわけで、感慨深いものがあります。
しばらく楽しくやりこみたいと思います。